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【連載】不況期にこそ一層の増収を図る「高級石鹸」。顧客単価が跳ね上がったのはリーマンショック以降】

運営サイト:手作り石鹸・手作り洗顔石鹸専門店 un Tiens【アンティアン】
■1回目【脱サラして3年で月商600万!立上げの苦労と月商30万の壁の越え方】 を読みたい方はこちら
■2回目【リピート率7割を超えるCRMの秘訣とYouTubeを利用するユニークな新規獲得方法】 を読みたい方はこちら
◆連載 第三回(最終回)
【不況期にこそ一層の増収を図る「高級石鹸」。
顧客単価が跳ね上がったのはリーマンショック以降】
■不況期にいっそうの増収を達成する「石鹸のロールスロイス」
同社の月商の移り変わりに目をやると、世の中の動きと非常に密接に動いていることに目がいく。
特に中国食品問題以降、健康志向・環境思考の消費者が増え売上げが1段階上がっている。
また、大衆向け商材よりも高い価格帯の商品を販売する同社には意外なことに、昨年末のリーマンショック以降、さらに売れ行きが伸び、顧客数・顧客単価ともに上がっているという。
「いわゆる巣篭もり商品だったんですよね。お客さんに聞くとこの不況期に入り数万円の予算では満足のいく高級ブランド品は買えず、同じ予算でも石鹸であれば1万円で超高級品が買えるのでそこで選んでいただけているようです。石鹸のロールスロイスのようなもんでしょうか(笑)。
また、大手ブランドの高級コスメを使っていた人が十分な満足が得られず、かつ高いコストを出し惜しむようになり、それで著名ブランドではなくても本当に良いものを探すようになり購入をされる層がいますね。」
富裕層からお客様が移ってきていると感じるのは、単価が著しく上がったことと、それまでは価格が高いという側の意見が多かった同社に、「安い」という意見が増えてきたことだ。
品質にこだわった商品作りを行ってきた同社の戦略が更に成功に近づいていることを感じさせる出来事だ。
■夜中の12時~朝の4時までは毎日HPの修正。
ECサイトは特別なことをした人が勝つのではなく、手間を掛けた人が勝つ
現在の運営体制は、正社員が3名、アルバイトが6名ほどおり、ローテーションでまわしている。
基本的には、午前中に石鹸を混ぜて制作を行い、午後は商品の梱包と化粧品の制作に入る。
そして、HPにはあえて4~5日と記載しているが、基本的に5時まで注文がきたものは当日発送を行い、翌日の到着を守っている。そうすることでリアルの買い物以上の便利さを提供している。
また、佐々木氏の1日の流れを聞いて驚くのがその後の行動だ。
夜の8時くらいに家に帰り、夕食を済ませて仮眠取った後、アクセスの少ない夜中の12時から翌朝4時頃まで、毎日必ずホームページの修正を行うという。
「社長がやらなくてもいい仕事かと思うかもしれませんが、商品のことを一番わかっていて、一番思い入れがある人がやるべきですので、社長としてではなく一人の担当者として行っています。そういうことをしないと売上げは伸びないんですよ。
ECは、特別なことをした人が勝ちなのではなく、とにかく手を掛けた人が勝つ。
ペットを育てるのに似ていて、手間を掛けてかわいがればその分育っていく。逆に、こんなものでいいかと思ってサボれば、商品がよかろうと絶対に伸びないと思います」と話す佐々木氏。
実際に同氏がサイトの修正を行うのは、文末の表現を少し変えるというような細かいことだが、そういうことを一つ一つやっていきサイトを改善していく。ちなみにテキストを青い画像の文字に変えたり、フォントを変更のもそういった修正の1つ。
■フォント一つ一つにもデザインの配慮がされている同社サイト
■月商100万円まではどんなサイトでもいける
それ以上を目指すのであれば他社のマネをせずに「オリジナル」の強さが必要
そのように努力を重ねサイトを成長させてきた佐々木氏は、きちんとやるべきことをやり、他社の成功サイトがやっていることをやれば月商100万円ほどはどのサイトでもいけると話す。その段階までは同社自身も売れているサイトから真似ていくことも積極的に行った。ただ、それ以上規模に成長するには、人のサイトに影響を受けずオリジナリティを出さなければ上がらない。
「以前は、仲のよいECサイトの方が売れているキャッチコピーを考えられ、それを許可をいただいてまねさせていただきました。それがTOPページにある『あなたは感動する石鹸に出会ったことがありますか』。
単純にこれは効果のあるコピーでした。ただ、その後知り合った別の企業に今度は弊社のサイトのコピーが真似されてましたね(笑)
そういう意味でも真似である程度は成長ができるものの、それ以降は自分で考えていくことが必要です。」
■世界一の品質の石鹸作りを目指す
「始めたときから、ネットショップはある日突然ドカンといくものだと思っていたのですが、これまでも少しづつ伸びていますが、なかなかドカンとは行きません。1つ目のボタンはモニタプラザでしたが、ドカンと来る何かが身近にある気がするので、早くそれを見つけたいですね」と同氏。
また、品質世界一の石鹸になりたい。そういう意味では、パリなど海外の店舗を出してみたいという希望があるという。
今でもフランスではマルセイユ石鹸として手作り石鹸は著名で、ヨーロッパでは昔から家庭で石鹸を作るような文化があり、そこで勝負して世界一の品質になりたいと今後の展望を語る。
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