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他社の事例に学べ!深堀り、成功EC事例インタビュー

通販特化の業界No1物流支援企業が語る「物流で勝つECサイト」


【通販物流・物流コンサルティング・物流システム】イー・ロジット


■まずは簡単に御社のサービス概要を教えていただけますでしょうか

はい、弊社で行なっているのは、単純に言えば通販・EC事業を行なう企業様の物流の支援です。
商品の受注があった際には、倉庫から商品をピッキングして、ラッピングを行い、納品書などの同梱物をいれ、梱包して、送付状を張って、宅配会社に出すという工程を踏みます。

受注から宅配会社に出すまでの業務だけでなく、棚卸しや入庫検品や流通加工などの物流に関する作業が、弊社の業務になります。

―利用者にとっては、物流に関しての人件費の削減が出来るのが最大のメリットでしょうか

もちろんそれもありますが、倉庫賃料や梱包資材、運送費、人件費など物流に直接かかる様々なコストの削減につながりますし、人材育成のコストや、販売系とのベクトル合わせや労務管理の苦労やコストなど、間接的にかかるコスト削減にもつながります。

何より、自社でやるよりも丁寧かつ正確な発送業務を行なえるという、顧客満足の向上が一番のメリットとなります。

通販は、リピートを増やすことで利益が増えていきます。いかにリピートを増やすかで頭を悩ませています。
しかし、物流品質が悪いと、顧客を失ってしまいます。
だから、物流品質が高い会社に、物流を委託することが、最大のメリットになります。


■多数の物流の支援サービスの企業がいる中で、御社サービスの特徴は?

イー・ロジットは、通販に特化していることですね。
通販専業の物流代行を行っています。

だから、まず、当社は、ECなど通販に詳しいことが挙げられます。
EC物流のコツやノウハウで、ネットショップ様より詳しいと自負しています。
通販会社様のお客様に満足してもらえるように、毎日、全員が意識を持って考えているのですから、当然細かい物流ノウハウが積みあがります。

次に、システムも通販専門の物流システムになっています。返品処理とか、複数仕入先とか、福袋とかも、システムで対応しています。
2001年から、社内SEが毎日のように現場や営業の要望で改善を続けたシステムですから、あらゆるネットショップ様や通販会社様にとって目に鱗の通販専門物流システムになっています。
社名が、e-LogiTですから、ITには強いですよね(笑)

そして、本気で通販物流という事業を行っています。専業ですから、もし、通販物流で失敗したら、後が無いのです。
雑な物流でも十分な卸業務や販促物などの物流支援を行ってきた物流会社さまが参入をされているケースが多いのですが、多くの企業が、数年で撤退されます。
通販の物流は複雑で繊細なものなので全く異なるものだと気づくからです。
現場で働く人が、細かい作業やクレームに不満がたまり、継続できなくなるのです。

最後に、弊社は通販専業で始めているので、その「徹底力」「品質力」が違います。

―「質」・・・というと具体的には?

例えば単純なところでは誤配や遅配ですね。
管理単位もPPM(パーツ・パー・ミリオン=単位100万の1単位)で細かく見ているので、その精度が違います。
当社は、一般的なサービスより1桁少ないといわれています。

―100万分の1ですか・・・相当細かく見ているんですね

そうですね、通信販売は商品が唯一顧客との接点となるため、その部分では非常にデリケートに取り扱っています。
先に話した通り、通販会社様にとって、品質いかんで売上や利益が変わります。
だから、イー・ロジットは通販会社様の期待を超える品質を実現しています。

あとは、例えばお礼状を入れること1つにしても、ウチは50名ほどいるパートの方が全て同じ場所に入れますし、配送の送り状も箱の同じ場所に貼ります。

―そういった部分に差が出てくるんですね。
特に扱いが多い商材のEC事業者というとどういうところになりますか


商材はバラバラで化粧品や雑貨も多いし、扱っていない商材はないといっても語弊がないですね(笑)
ただ、やはり物流が複雑な商材を扱う企業が多いですね。他社で痛い目にあって、流れてきた通販会社様が多いからなのですが・・・(笑)

―「複雑」というと例えば?

多品種小ロットの商材はその分だけ梱包材の準備が必要ですし、ピックアップも複雑になりますのでそういう企業様ですね。
あとはやはりアパレルが多いですね。

―アパレルですか?

アパレルは、例えば同じセーターでもサイズが3種に色が3種あれば、それだけで9種類の商品になります。
それがインナーやアウターなど多数に及び、更に季節や流行によって商品が入れ替わるため、非常に複雑になってきます。

あるお客様(EC)では、約6,000アイテムで、月間1万9,000点を、100坪程度の場所で取り扱っています。
また、倉庫面積3坪だけで、取扱商品2,000アイテムを受注発注で物流を行い、月の売上が1000万円に達するような企業様もあります。

ネットショップをされている方なら、これだけ聞くと、どれほど多品種少量で、物流が難しいかが想像つくでしょう。

このような物流をこなせ、嫌がらずに続けるのは、弊社くらいでしょう(笑)。
大抵の物流会社は、1年後に「お断りの値上げ」をしているとも聞いています。


■物流を外注するメリットとしてやはりコスト削減があげられますが、
 どれくらいの規模があればメリットが出ますか


1つの目安に配送個数がありますが、1日100個以上配送をするのであれば、おそらく外注を行った方が安いと思いますね。
売上げで言うと、月商200万~9000万まで色々な企業様が利用されていますが、月商1000万前後の企業様が一番多いですね。

―少ない数で発注をされている企業様は?

もちろん100個以下で任せて頂いている企業様もいらっしゃいますよ。
商品開発やマーケティングや販促など売上拡大に時間を掛けたいと思う企業さんが多いので、その部分に集中特化するため外注をされるという方です。
また、輸入商材で、コンテナ入庫で一気に在庫が多くなる企業様や、複雑な物流をする企業様などが小規模でも利用をされています。

―小規模EC事業者も利用されているんですね。
正直、コスト面ではどうですか?


当然、メリットがあります。
当社は、宅配会社さんの顧客の中でもTOPクラスの発送個数があります。
発送個数が多い分、資材費や配送料金でスケールメリットがあります。単なる人件費の削減だけでなく、発送費用や梱包資材費などの削減も可能です。


■現在市場として高い成長を続けているEC業界ですが、
物流会社さんからみて特に伸びているECサイトの特徴のようなものはありますか?


商品や商材というよりも、「やり方」ですかね。特に勉強しているかどうかですかね。
取り扱い商材やターゲットによって、成功戦略や成功パターンが違うので、それを徹底して実行するような会社が伸びています。

言葉を変えれば、こだわりを持って、徹底している会社。次号のインタビューで出てこられる「レアものショップ」さんは、商品力にこだわりを持っていて、業績を伸ばされています。

―例えば物流に関して勉強をしているかどうかとか、そういうことでしょうか?

そうですね、物流一つにしても、倉庫が広くなればなるほど商品を管理する場所が増えて、物流効率が悪くなります。
ですので、商材の大きさや梱包方法も非常に重要になります。
そのように商材選びの段階から考慮すべきことはたくさんあります。

自社で、これだけの勉強をするのは、大変ですから、アウトソーシングするのは、合理的だと思います。
当社イー・ロジットは、あらゆる企業に物流教育で研修をする立場の会社なので、このあたりの勉強は、当社に任せてほしいですね。


―モールに関してはいかがでしょうか?

 最近は複数店舗で扱う会社が増えてきておりますが・・
一般的にはやはり売上げを伸ばす上では複数出店がいいでしょうね。
モールの中では、楽天市場だけでなく、Yahoo!ショッピングでも伸びているという話は聞きますね。

また、共に新規獲得コストが上がっているのも確かです。
先日もモール1本に絞ることで、売上が上がったものの、そのための販促コストを掛けすぎてしまい、利益が出ず、ECから撤退する企業もいらっしゃいました。

自社サイトも含めての、複数出店が不可欠になってきましたね。

―最近これは成功したという企業はいますか?

最近あった人でいうと、ハンコヤドットコムさん(http://www.hankoya.com/)ですかね。

社長とは、2000年からの長いお付き合いなんですよ。
判子を販売しているサイトで、チタン印鑑やシャチハタなど、判子の種類ごとの専門サイトで販売を行い、売上を非常に伸ばしていらっしゃります。
やはり何かに特徴のある企業様が強いですね。


■今後の戦略でお考えのことは?

品質には、さらに、こだわりたいですね。品質重視で、お客様の業績アップに貢献していきたいと思っています。

現在、取扱社数NO,1の当社ですが、さらに他社からの移転が増えると予想しています。その受け入れ体制を整えるために、規模拡大を計画しています。

去年の9月に第5センターを開設しました。さらに、この5月に第6センターを開設いたします。
品質第一でお客様に貢献し、規模拡大でお客様からの依頼を断らないようにしていきたいですね。

また、物流は自社で行いたいという会社様もありますので、その企業様に対して、物流教育や現場改善コンサルティングや執筆活動で貢献したいと思います。

物流本(物流改善・戦略物流・初心者・IT物流)

■ご協力有難う御座いました。

掲載日: 2009年4月23日