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他社の事例に学べ!深堀り、成功EC事例インタビュー

好きなことを仕事にして、年商3500万円。 一人でサイト運営の全てを行い、アパレルECで成長するSOTA JAPANのネット戦略


 ◆連載 第1回
   【初月月商150万円!  徹底したコスト管理運営で、低価格を実現!】



■大好きを仕事に。自由を求めて起業。
― 初めに、起業のきっかけに関してうかがえますか?


もともとは、アパレルの専門学校を卒業して、大手アパレルメーカーの直営店の
販売員として働いていました。
大手ということもあり、運営方針や販売商材などの規制が厳しく、
より自由な形で行いたいと起業をしました。
設立が丁度今から2年前の2007年の9月ですね。

―2年前というと26歳で独立ということですよね・・
 不安のようなものはなかったのですか?


そうですね、もともとアパレルが非常に好きで、
それを仕事にしたいとはずっと考えており、
販売の仕事を行いながら、休暇を利用して香港やNYなどで仕入れを行い、
ヤフーオークションで販売をするということを行っていました。

そうした経験や、5年以上アパレルを店舗にて販売を行う中で
商材の販売方法や売れ筋商品の流れなど、
商品販売の基本的な知識がついたのである程度は売れるという見込みはありました。

最大のポイントは「まずはやってみよう」という勢いでしょうか(笑)


■初月売上げ150万円! 
100万円以上の仕入れを行いカードで行い、月内で売り切る!?
― 立ち上げ当初は、どのように販売商品を仕入れたのでしょうか


現在は半分くらいの商品はメーカーや代理店から卸して販売を行っていますが、
開始当初は100%「買い付け」ですね。

つまりニューヨークなどに行って、メーカー直営店の店舗などから
商品を購入し、日本で販売を行うという方法です。

―田口様が直接行かれているということですよね?
 初めての際はどれくらい購入されたのですか?


初月の売上げが150万円弱くらいだったので、
おそらく仕入れは100万円くらいでしょうか?

―初めから100万円分の在庫を抱えるということですよね?
個人で事業を立上げた当時としてはかなり大量な入荷ですが、その資金は?


単純ですよ(笑)
現地ではクレジットカードでカードの上限額まで買い物を行い、
請求がくる1~2ヵ月後までに商品を売るという形です。

そのときは決済が銀行振り込みか代引きだったので、
ECサイトとしてもキャッシュフローが非常によく、
前払いになるオークションサイトと両方のサイトで販売を行い、
請求までに回収することができました。

―凄いですね・・・100万円分カードで購入ですか・・
 請求までに売り切るという部分に関し、その自信やヨミはどこから来ていたのでしょう?


起業前のヤフオクでの販売や、アパレル販売の経験から、
どの商品を仕入れればどれくらいで売れるというものは予測できていたので、
100万円分仕入れても1ヶ月で売れると考えていました。
相当勉強していたので。。。


■差別化戦略は「高品質な商品」を「安く」
―アパレルの中でも現在のようなインポートブランドの販売に決めた
 きっかけのようなものはありますか?


もともと自分が好む洋服は、例えばビームスさんやユナイテッドアローズさんが
販売するようなモード系の価格も高めの商品でした。
ただそのような商品はどこの店舗も価格が決まっており、
安く販売している店舗やサイトがありませんでした。
であれば、そういった多少高い価格帯のアパレル用品を
安く提供できればニーズがあるのではないかと考えました。

そうして立ち上がったのが現在のサイトです。
基本的にはアパレルの感度が高い人が好むようなブランドの商品を掲載しており、
弊社でしか取り扱っていない商品も多数あります。
その取り扱いブランドのセレクトと価格が顧客を生んでいるのではと
自分では考えています。

―その商品郡での価格差が差別化戦略ということですね。
 価格をさげるための工夫はどういう部分になりますか?


当前の話にはなりますが、コストを徹底的に削減することです。

ネットショップは売上げが増えればその分発送などの作業が発生してくるので、
利益率、強いてはコスト管理が非常に重要になってきます。
例えば広告費を費やせば売上げは上がりますが、その分コストもかかるので
利益自体を上げることが難しくなります。
また、一度売上げが上がるとその維持のために、広告費などに無理が生じてきます。

現在弊社サイトは広告は最近Jワードを1つ買った程度で殆ど行っていません。
楽天市場さんなどのモールに出展しないのもそれが理由です。
人件費も私一人でやっているので、一人が生活できる分を確保すればそれでよく、
外注も一切行っていません。
そうしたコストの徹底的な削減により、1商品あたりの販売管理費を下げ、
その分価格に転換させることで他社よりも安い値段で提供することができます。

確かに、売上げを上げて大量購入することで仕入れコストを下げることも可能ですが、
それ以上にコスト削減を徹底した方が利益は出ます。
一人で運営するということもコツですね。

また、そもそも自由になりたくて起業しているので、
売上げや発送作業などに追われてしまうと、起業した意味がなくなってしまうこともあり
売り上げに目標を設定するようなことは行っていません。

■続きは第二回
 【「海外買い付け」のメリットデメリット 一人運営サイトの集客術と差別化戦略。】へ


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掲載日: 2009年10月1日